開局準備

従事者免許証と無線局免許状は別というのが日本の事情.

一応,従事者免許は無期限有効.つまり一生もの.

無線局免許は期限付,コールサイン(呼出符号が正しい)ごとに移動しない(固定)局と移動する局に分かれ,複数のコールサインを持っている人は,最低その数の無線局免許を持っていることに.

有る意味,理に適ってはいますが,面倒くさいと言えば面倒くさい.一元化(包括免許と言うらしい)してほしい.

しかし. 一元化すると・・・いいことだらけと思っていましたが,無線局で何か問題を起こして閉局させられた場合,従事者免許も失効するという事になり一生ものではなくなる.その方が面倒ですねぇ.

ところで,複数局をお持ちの方は,JJ1WTL(本林)氏がまとめられている情報によると,最新で

第12回 全日本局数持ちコンテスト

の結果から,なんと最多で11局持ちの方(JA3LOZ)が居られるそうです.

しかし,所轄のエリアが違うとカウントできないとそうなので,実態はもっと多いのかも知れません.

閑話休題

と言う事で,無線従事者免許証を持っていても「無線局」を持たないことには始まらず,それには無線局免許状を申請しなければならないという事.ここで初めてコールサインを交付してもらい,晴れて(アマチュア)無線局を開局できる事になります.

ところが当たり前と言えば当たり前.無線局免許状は開局申請して始めて与えられるのですから,最低限の無線局設備として無線機が必要です.と言うか,申請にはアンテナとか電源等は関係なく,無線機だけが必要です.

と言う事で,ひとまず無線機だけでも先に購入.と思いつつ,いろいろ買ってしまった.

  • 令和3年12月21日 無線機    FT-891M
             アンテナ   HFJ-350M
             同軸ケーブル 5D2V-15m(以上,CQオーム) 12月22日着
             電  源   T-180-12(Amazon)      12月22日着
             アナライザー NanoVNA H4(Banggood)   12月27日着

電源はなんと2,600円で済ませました.別用途ですが,会社(工場)でも使っているタイプですので迷うことなくこれに決定.
その後の検証で,スイッチング方式で心配はしましたが,特にノイズの問題は無さそうです.かなりフェライトコアを付けまくりましたが...
ネットワークアナライザーはNanoVNAのH4に.Banggoodで8,200円でした.意外に早く届いてビックリです.
ただ,使い方がよく判らず,かなりネットのお世話になりました.
発射は未だできませんので,しばらくは受信のみ・・・

しばらく無線機をいじって,年越し.やっと従事者免許が届いたので,開局申請を行いました.

  • 令和4年01月13日 無線従事者免許証着(交付日は1月12日)
  • 令和4年01月13日 電子申請・届出システム から先に申し込む(その話は別記事で)
         同時に 電子申請・届出システム Lite 用ID申請(汎用とは併用できない!)
  • 令和4年01月17日 Lite 用のID記載はがきが届く(なんかめんどくさい)
  • 令和4年01月26日 総務省サイトで審査終了を確認・・・長かった!
  • 令和4年01月28日 無線局免許状着・・・・今度は早い!
  • 令和4年02月01日 無線局等情報検索に掲載されたことを確認・・・うれしい 😀
  • 令和4年02月04日 FT-8の為の申請電子申請・届出システム Lite 用で簡単に済ませる

免許状が届くのを待つ間に,もう少し環境を整えるべく,お買い物.

  • 令和4年01月21日 パドル式電鍵 UNI-730C  Aliexpress   02月01日着
             チューナー  ATU-100   AliExpress   02月01日着

以下に,開局に向け購入したものをいくつか挙げておきます.banggoodやAliexpressで購入したものは,載せていません.国内市場で購入しようとするとかなり高くなりますが,安全ではあります. 🙂

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